人工授精4回目・5回目 HCGによる偽陽性反応

化学流産のショックもまだ残る中、人工授精4回目に挑戦することになりましたが化学流産の影響なのか基礎体温もバラバラで生理から1週間を過ぎた頃になっても卵胞が11mmと小さく、この4日後の検査でも卵胞が11mmのままと全く成長していませんでした。
また子宮内膜に関しても最初の測定が6mmで4日後が7mmとこちらも全くと言っていいほど成長をしていませんでした。

運動(ヨガ)により卵胞が急激に育った

運動が苦手で家でゲームをすることが好きな私でしたが、さすがに卵胞や内膜が全く育っていないことに焦っていた時に「多嚢胞性卵巣症候群は運動が必須」ということを先生に言われていたことを思い出し、激しい運動は苦手ですが体の柔らかさには自信があるのでヨガのDVDを購入して毎日1時間やってみることにしました。

最後の検査から5日後に再度病院で検査をしたのですが、何と卵胞が18.4mm・内膜が8mmと内膜に関しては微増でしたが卵胞は急激な成長をしていました。
そしてこの3日後には卵胞が22mmまで成長し内膜も12mmまで成長しており、無事排卵を迎えました。
この期間は全てヨガを1日1時間しっかり続けていたので、もしかするとこの効果なのかもしれません。

私のように卵胞や内膜の育ちが悪い人で運動が苦手な人の場合は、もしかすると軽い運動を続けるだけで劇的に変化するかもしれませんね。

人工授精と偽陽性反応 HCGが影響?

無事に良い状態で排卵日を迎えて4回目の人工授精を行いました。
前回と違って今回は全く妊娠の初期症状などが出ておらず「今回は空振りかな」と思っていたのですが、前回に覚えてしまったフライング検査という魔物にまた手を出してしまったところ、生理一週間前にしてまたしても心を惑わす幻の線が登場しました。

ここで少し喜んだのもつかの間「なぜ全く初期症状が出ていないのに幻の線が出るのだろう?」と疑問に思いネットで調べてみたところ『HCGを打っていると陽性反応が出てしまう』という情報を見つけました。

そうなのです、今回から私はHCG5000を人工授精を行った日に打っていたのです。

幻の線が出たのはそれから1週間後のことなのですが、病院で聞いたところHCGの注射が影響して陽性反応が出るのは個人差があるものの約1週間と言われています。
なので「これはHCGの影響であろう」と判断して期待をしていなかったですが、予想通り生理が来て4回目の人工授精が終わりました。

人工授精5回目 HCGの偽陽性反応は11日後まで続いていた

人工授精も5回目となりました。
6回目までにできなければ次のステップという目安を考えるともう後がなくなってきているので、夫婦ともどもこれまで以上に万全の状態を作っての挑戦となりました。

今回も人工授精を行った日にHCG5000を打ちました。
そして1週間後にまたしても魔のフライング検査をしそうになりましたが、前回のHCGでの偽陽性反応の反省を踏まえてグッと堪えて、11日目にこっそり妊娠検査薬を手にトイレへ行きフライング検査をしてみたところまたしても「幻の線」が登場しました。

HCG注射の影響で妊娠検査薬に反応が出てしまうのは7日後までぐらいということでしたが、個人差があるという話もあります。
その中で11日目という微妙な時期に幻の線が出てしまったことでかなり私は混乱しました。

このことを旦那さんへ話すと「フライング検査をもうしないでくれ!」とかなり強く言われてしまい、大喧嘩になりました(笑)
※この辺りの話については後日掲載したいと思います。

険悪なまま3日間が過ぎて生理予定日になり、生理が来てしまったことで幻の線はHCGにより偽陽性であることがわかり、人工授精5回目が失敗に終わり、夫婦ケンカも終わりました。

これによって学べたこととして、HCGの偽陽性反応が出る期間というのは個人差がかなりあるのではないか?ということです。
私は7日目・11日目に出てしまいましたし、これがもっと短い人も長い人もいるかもしれませんので『HCGを打った時のフライング検査は精神的に混乱するだけなのでしないほうが良い』ということを声を大にしてお伝えしたいです。

 

おすすめの記事