妊娠の陽性反応が出たものの、その時点で5週2日(5w2d)なのにエコーで胎嚢が見えないという状況であることが判明し、このことから「胎嚢が育たず妊娠していない」もしくは「可能性は低いが胎嚢がこれから育つ」もしくは「子宮外妊娠の可能性」という3つのパターンがあると説明を受けていました。
5週6日(5w6d)2mmほどの胎嚢らしきものが見えるも血液検査をした結果...
奇跡を信じて内診室でエコーのモニターを見ていました。
またしても1分ぐらい先生が胎嚢を探していましたが、見つかったのは2mmほどの胎嚢なのかどうか?わからないぐらいの黒い点だけでした。
その後に血液検査をしたところHCGが200という低い数値しか出ておらず、妊娠しているのであればこの時点で10,000はないといけないということで「妊娠はしていない状態」と言われました。
そして子宮外妊娠に関しては完全に否定することはできないまでも、HCGの値が低いということと卵巣に影なども見つからないことから子宮外妊娠の可能性は低いということを告げられ、近い内に生理も来るという見解がありました。
正直、妊娠していないというショックよりも子宮外妊娠をしていないであろうということに安堵しました。
子宮外妊娠についてはこの数日間でかなり色々と情報を集めました。
子宮外妊娠の怖いところは、卵管で胎嚢が成長してしまい「卵管破裂」を引き起こすということのようで、最悪の場合は死に至るようです。
そこまでいかなくても卵管切除などをすることになれば妊娠できる確率が下がるというようなことも聞いたので気が気でない状態でした。
「子供を作ろうとしている中でここで死ぬのだろうか?」
「子供を作ろうとして妊娠する可能性が下がる?」
そんなことを考えていたので、妊娠してない事実よりも子宮外妊娠をしていないという事実の方が大きく感じました。
診断結果は化学流産
それから約1週間後に生理が来て病院へ。
確定事項としては6週4日(6w4d)での化学流産ということになりました。
妊娠していないという1週間前の診断と意味は同じですが「流産」という言葉がついた診断結果というのは少々やはりショックでした。
化学流産というのは私の状況そのままのことで、妊娠検査薬で陽性が出たのにその後に胎嚢が確認できず妊娠が成立していなかったということを指す言葉です。
タイミング法から開始して人工授精に入り約8ヶ月過ぎましたが、今回は初期症状などが出たり妊娠検査薬でフライング検査をして幻の線が見えたりインプランテーションディップがあったりなどなどと一通りの経験をしたんだという前向きな気持ちでまた来月から挑戦をしていこうと思いました。