どうも夫です。
禁煙により精子の改善が見られたのでかなりモチベーションが高くなっていました。
人工授精をしたい妻と自然妊娠を望む夫の意見の相違
昨年の7月から9回の陰性を見てきた妻の焦りが爆発し「人工授精をしよう」と提案をしてきました。
その理由としては某病院での一般的なステップとして自然妊娠が半年以上できないのであれば、人工授精に進むべきであるということを説明されたということが1つ。
そしてもう1つは「精子が弱いから人工授精の方が確率が上がるのではないか」ということでした。
しかし、せっかく精子改善のために禁煙をはじめて効果が出た途端にこの提案をされたので私としては「もう少しタイミング法を続けるべきではないのか?」という思いがありました。
また、この時点では人工授精ということに対しての知識が少なかったので良いイメージがなく、人工的に子供を作るというような偏見がありました。
そして人工授精というのが世間的に一般化していることも知らなかったので、人工授精をしているということを恥ずかしく思うような勘違いをしていたので、聞き入れることができませんでした。
ただ、残念なことに私の妻は一度言い出したら意見を曲げない性格であることは私も知っています。
そして、毎日病院へ通い頑張っているのは私ではなく妻ですので妻の意見を尊重する変わりに1つだけ条件を出しました。
それが「今回だけはタイミング法でやる」というものです。
ラストタイミング法と銘打って気合を入れて望んだ私ですが、少しばかりながら自信もありました。
なぜなら禁煙の効果が目に見えて来ており神様が禁煙を成功させた私に力を貸してくれると思ったのです(笑)
しかし、結果は撃沈。
見事なまでに妻は生理予定日に生理を呼び、そして人工授精への挑戦が始まることになりました。
不妊治療における夫の立ち位置について考える
この人工授精をする・しないについては文章にしていませんがかなりの言い争いもありました。
そもそも私は38歳ですが妊娠についてそこまで焦っていませんし(40代で初パパになる人も多い時代ですので)妻はまだ25歳なのですから慌てなくても30歳までにはできるだろうという思いがあったからです。
こっちが慌てていないのに妻が慌てて行動をしているのはあまり見ていて嬉しいものではありませんでしたし、日々の生活の中心に不妊治療を置くということも個人的には不満もありました。
ただ、多くの不妊治療の場合で頑張って行動しなくてはいけないのは女性ですし、男性ができることは妻のサポートと精子を元気にすることぐらいしかありません。
なので責任感をあまり感じないことから「不妊治療に参加してないような夫」というケースをよく耳にするのでしょう。
しかしそれだからこそ夫は一歩下がって妻をサポートし、また時には一歩前に行き妻を引っ張っていくような立ち位置でいてあげないといけないものだと思います。
私は禁煙を成功させて喜んでいましたが、考えてみれば妻のしている行動と比べれば禁煙なんて小さなことですからね・・・
でも禁煙が大変なことは身を持って知っていますから、不妊治療の一環として禁煙をしている旦那様方を応援していますよ!