クロミッドを使いタイミング法を開始するも多嚢胞性卵巣症候群の影響が...

多嚢胞性卵巣症候群であるという宣告をされて排卵障害があるということは理解しましたが、それでも「不妊治療で有名な病院で治療をしてもらっているのだからタイミング法で妊娠するだろう」と思っていました。
普通に妊娠している友人もいる中で自分は妊娠のために薬を飲んだりするのだから「確率は高い!」ぐらいのテンションでした(笑)

不妊治療をしている人が増えて、出生率が下がっている中でも「自分は大丈夫だろう」と思ってしまうものなんですよね。
年齢的にもまだ20代ということもありこの時にはまだ余裕もありましたが次から次に出てくる課題に対して徐々に弱気になって行きました。

卵胞の育ちが悪くホルモン注射で対応

病院で処方されたクロミッドを飲み、不安定な排卵の対策をしてタイミング法をするということでしたが「卵胞の育ちが悪い」ということが判明します。
ここでようやく多嚢胞性卵巣症候群の影響というのを感じることになりました。

本来であれば1つの卵胞が大きく育っていくはずですが、多嚢胞性卵巣症候群では卵胞の育ちが遅いことで複数の卵に成長が分散してしまいます。
その影響で私の卵胞は育ちが悪いということが判明してしまい、その対策として成長を促すためにホルモン注射を打つことになりました。

それでも根本的な解決とはならず、ゆっくり育つようになったという程度の中でタイミングを取りましたが結果は陰性。

根本的に治るということがなく「対策」を取るしかない多嚢胞性卵巣症候群との戦いは長くなると感じました。

ダイエットが理由?内膜が薄く育たない

また、この時の私は子宮内膜が薄い状態でした。
この子宮内膜を厚くして赤ちゃんが過ごしやすいベッドを作らなくてはいけないということは言われていたのですが、実は4月に結婚式をあげることになっており、ウエディングドレスを着るために一日1000キロカロリー以下に抑えるダイエットをしていたのです。
サラダやスープばかりの食生活をおくっており、恐らくこれが影響して内膜が排卵期に3~4mmしかないという状態になってしまいました。

この数カ月後にあることをキッカケにして子宮内膜が厚くなる自分のパターンが判明するのですが、この時点では「卵胞も育たない、子宮内膜も薄い、多嚢胞性卵巣症候群との戦いもある」ということを認識して、さすがに楽観的でいることはできなくなっていました。

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